ハンドメイドや推し活、プレゼン資料づくりなど、幅広いシーンで活躍するOHPフィルム。
100均で手に入る手軽さが魅力ですが、「本当に使えるの?」「市販品との違いは?」と迷ってしまうことも多いものです。
この記事では、ダイソーのOHPフィルムを中心に、活用アイデアや印刷のコツ、他社製品との違いまで、使いこなすためのポイントを丁寧に解説しています。
この記事でわかること
- ダイソーOHPフィルムの仕様と選び方
- 印刷で失敗しないための注意点
- レジンやキンブレなど用途別の活用術
- 市販品との違いと使い分けのコツ
- 他の100均製品との比較ポイント
まずは一枚、手に取ってみたくなる情報をまとめました。
1. OHPフィルムは100均ダイソーに売ってる?
1-1. OHPフィルムとは?意外と知らない基本知識
OHPフィルムって、名前だけ聞くとちょっと古くさく感じるかもしれません。
でも実は、今のDIY界隈や推し活の現場ではかなり熱いアイテムなんです。
透明なシートに文字や図を印刷して、上から光を当ててスクリーンに映す。
今でいう“プレゼン資料”の原型みたいなものです。
でも最近は、プレゼン以外の使い道がどんどん広がっていて。
たとえば、レジンアクセサリーのパーツ作りとか、ペンライトのカスタムシート(いわゆるキンブレシート)とか。
あとは、自作ステッカーやスマホケースの中に挟むアート作品にもぴったり。
つまり、印刷できる“透明なシート”として、クラフト好きにはかなり重宝されているというわけです。
家庭用プリンターで印刷できるタイプも多くて、専門の画材屋さんに行かなくても、100均で気軽に買えるようになったのは本当にありがたいですね。
1-2. なぜ今100均のOHPフィルムが注目されているのか?
一番の理由はやっぱり「手軽さ」でしょう。
ダイソーやセリアなどの100均でOHPフィルムが手に入るようになったことで、使ったことがなかった人も「ちょっと試してみようかな?」って気軽に手に取れるようになったんです。
価格が110円(税込)って、普通に考えて破格ですよね。
文具店や家電量販店で売っている市販品だと、10枚で800円とか平気でしますから。
しかも、品質もそこまで悪くないんです。
透明度も高いし、発色も意外とキレイ。
もちろん市販品と比べると耐久性や厚みに差はありますけど、ちょっとしたハンドメイドやステッカー作成なら全然問題なし。
そして何より、「100均で手に入る素材で、ここまで作れるの!?」っていう驚きが、SNSを中心にじわじわと広がってるんですよね。
推しグッズ作りやイベント用のペンライト装飾、友達へのちょっとしたプレゼントなど、使い方はアイデア次第で無限大です。
2. ダイソーのOHPフィルム基本情報まとめ
2-1. 商品仕様(サイズ・対応プリンター・枚数・JANコード)
ダイソーで売られているOHPフィルムは、基本的にA4サイズ・3枚入り・税込110円という構成になっています。
対応プリンター別に種類があり、
- インクジェットプリンター用(JANコード:4549131939614)
- 手書き専用タイプ(JANコード:4549131293567)
この2つがメインです。
レーザープリンター対応のタイプも存在しますが、あまり流通していないので店頭で見かける機会は少なめかも。
フィルムの厚みは約0.1mm前後で、ハサミやカッターでスイスイ切れる柔らかさ。
質感としてはペラッと軽い印象ですが、レジンや封入素材にはむしろこの柔らかさが使いやすかったりもします。
2-2. 売り場の場所と見つけ方(店頭/オンライン)
「どこに売ってるの?」っていう声、よく聞きます。
実際、店舗によって売り場の場所がバラバラだったりするので少しだけコツが必要。
多くの場合は文房具コーナーかプリンター用紙売り場、それか手芸・クラフト用品のあたりに置かれていることが多いです。
ただし、売り場変更されてる店舗もあるので、「OHPフィルムありますか?」って直接店員さんに聞くのが一番確実ですね。
JANコードを伝えるとさらにスムーズです。
ちなみに、オンラインショップでの取り扱いはあるにはありますが、在庫が安定していないことが多いのと、まとめ買いじゃないと注文できないこともあるので、近くの実店舗で探した方が早いです。
2-3. 価格と1枚あたりのコスパをチェック
この価格、やっぱり強いです。
参考までに、市販品でよく使われているエーワンやコクヨ製のOHPフィルムだと、10枚入りで900円〜1,000円くらい。
1枚90〜100円と考えると、ダイソー製は半額以下という計算になります。
ただし、価格だけで飛びつくとちょっと危険な場面も。印刷精度や耐久性など「ちゃんと使えるかどうか」は、プリンターとの相性や使い方にも左右されるので、次の章で詳しく触れていきますね。
3. ダイソーOHPフィルムの使い方|印刷で失敗しないコツ
引用元:ゆめ画材
3-1. 印刷面の見分け方とプリンター設定の注意点
ここ、めちゃくちゃ大事なポイントです。
OHPフィルムって両面ともツルツルしてそうに見えるんですが、実はインクが乗る面(印刷面)は決まってるんです。
ざらっとしてたり、少しマットな質感がある面が印刷面。
光に当てて見るとわかりやすいかも。指先で軽くこすると“引っかかる感”がある方ですね。
印刷設定としては、プリンター側で「OHPフィルム」「トレーシングペーパー」「高画質モード」などに切り替えると◎。
普通紙のままだと、インクがにじんだり、発色がぼんやりしたりします。
あと、フィルムをプリンターにセットする時は、印刷面を内側(下向き)にすることも忘れずに!
3-2. 乾燥時間・加工のタイミングなどの基礎知識
印刷が終わったら、すぐに触りたくなる気持ち、めちゃくちゃ分かります。
でも、絶対にすぐ触っちゃダメ!です。
インクジェットプリンターで印刷したOHPフィルムは、表面の乾燥に時間がかかるんですよね。
少なくとも1時間以上は自然乾燥させて、インクが完全に定着するまで待つのが鉄則です。
乾燥中にフィルム同士を重ねるのもNG。
重なった部分だけインクが転写されちゃって、せっかくの作品が台無しになった…なんてことも。
レジンやラミネートと組み合わせる場合も、しっかり乾燥させてから次の工程に移るようにしましょう。
3-3. よくある失敗と対処法(にじみ・ムラ・剥がれ)
失敗あるある、いくつかまとめておきますね。
● 印刷がにじむ
→ 印刷面を間違えてるかも。もう一度、表裏を見直してみてください。
または、プリンターの設定が「普通紙」や「写真用紙」になっていないかもチェック。
● 色ムラが出る
→ ヘッドのクリーニング不足や、インク残量が足りない可能性あり。
印刷前に一度テスト印刷しておくと安心です。
● インクが剥がれる
→ 乾燥不足や湿度が原因かも。梅雨時期や夏場は特に要注意です。
エアコンや除湿機を使って、湿気対策をするだけでも違いますよ。けることで、コストを抑えつつ満足のいく仕上がりにすることができます。
4. OHPフィルムの活用アイデア集【100均素材でもここまでできる!】
4-1. レジン作品・スマホケース・ステッカー作成
OHPフィルムがここまで万能だとは、最初は思いませんでした。
透明でインクジェット印刷ができるだけで、ハンドメイドの可能性が一気に広がるんです。
たとえば、レジンアクセサリーのパーツ作り。
イラストや写真をOHPフィルムに印刷してからカットし、完全に乾かしたあとレジンに封入するだけ。
仕上がりは意外なほどクリアで、印刷もにじみにくくしっかり発色します。
スマホケースのデコにも応用できます。
中に挟み込むだけで、推しキャラやお気に入りのデザインを簡単にカスタム。
100均のケースと組み合わせれば、わずか数百円でオリジナルスマホケースが完成です。
オリジナルステッカーも意外と簡単。
OHPフィルムに印刷→透明両面テープを貼ってカット→保護シートで仕上げれば、シール用紙とは違った質感の“透明ステッカー”が作れます。グッズ交換やSNS映えにもぴったりですね。
4-2. ペンライトシート・オタ活・イベント活用術
ライブやイベントが近づくと、「推し色でキンブレ(ペンライト)をカスタムしたい…」と思うことありますよね。
そんな時に使えるのが、ダイソーのOHPフィルムです。
キンブレシートの作り方は、イラストや文字をOHPフィルムに印刷して、ペンライトの筒状に巻くだけ。
透明だから発光の邪魔をしないし、インクが映えるんです。しかもコスパ最強。
また、うちわのデコや応援ボードにも応用できます。
イラスト部分だけ切り抜いて立体的に貼ると、抜け感があっておしゃれ。
紙よりも強度があるので、屋外イベントにも安心です。
オタ活だけじゃなく、子どもの発表会や卒業アルバムづくりにも重宝されていて、実は家族みんなで楽しめる万能素材でもあります。
4-3. 学校教材やプレゼン資料にも応用できる
OHPフィルムって、じつは本来、教育やビジネスの現場で使われてきたものです。
学校では、算数の図形や理科の実験図解など、透ける特性を活かした教材づくりに便利。
重ねて見せることで、視覚的に理解しやすくなるのがポイントです。
授業中に使わなくても、掲示物や資料の補足パーツとして活用している先生も。
しかも、ダイソーのOHPフィルムなら破れてもすぐ買い足せるので、コスト面のプレッシャーも軽め。
プレゼン資料の補強にもおすすめです。特に手作り資料に一工夫したい時、OHPフィルムをカバーとして使えば一気にクオリティが上がります。
透明感のあるタイトルシートは、それだけで見た目の印象が変わります。
5. 【徹底比較】100均と市販OHPフィルムの違いとは?
引用元:https://www.mitajimuki.com
5-1. 発色・透明度・インク定着力の違い
ダイソーなどの100均OHPフィルムは、価格の割に発色は良好。
とくにインクジェット用は、濃淡もわりとハッキリ出る印象です。
微妙なグラデーションや細かな線は、どうしても市販品の方が鮮やかに再現される傾向です。
透明度も十分ではあるのですが、比べるとやや曇りがち。
透かして見ると、市販品のほうがスーッと光を通すような透明感があります。
印刷直後のインクの乾き方にも差があって、100均のものは乾燥に時間がかかりがち。
その分、作業スピードを求める場面では注意が必要かもしれません。
5-2. 厚み・耐久性・保存性でどう差が出る?
触ってみると分かりますが、市販品のOHPフィルムはパリッとしていて厚みもしっかりしています。
対して、100均のものはやや柔らかめでコシが弱い印象。
保存性においても、市販品はUVカットや耐水加工などが施されているものも多く、時間が経っても黄ばみにくいです。
100均のフィルムは、湿気や光に弱く、長期保存にはやや不向き。
ただし、厚みがない=加工しやすいという面もあるので、レジン封入や立体パーツにはむしろ向いているとも言えます。
要は、用途次第ということですね。
5-3. 印刷精度・対応プリンターの幅に差がある?
インクジェット用・レーザー用・両対応タイプなど、選択肢が多いのが魅力。
一方で、100均では「インクジェット用」と「手書き用」がメインで、レーザー対応はかなりレア。
誤って使うとプリンター内部にフィルムが溶け込んでしまう危険もあるので、要注意です。
印刷精度についても、市販品はインクのにじみやブレが出にくく、細部の輪郭もシャープ。
100均のフィルムでは、印刷時の湿度や設定によってはインクが浮いたように見えることがあります。
5-4. 結局どっちが良い?目的別おすすめの使い分け方
- ちょっと試したい・趣味で使いたい → 100均で十分
- 写真や作品として残したい → 市販品が安心
- レジンやDIYに使う → 柔らかく加工しやすい100均が向いている
- プレゼンや公式資料に使う → 見栄えと耐久性のある市販品が◎
つまり、“作品の完成度”よりも“まずはやってみたい”が優先なら、100均でOK。
コスパ重視でサクッと始められるのが、100均OHPフィルムの一番の魅力です。
6. ダイソー vs セリア・キャンドゥ|他100均との比較ポイント
引用元:https://monta.moe.in
6-1. 対応プリンター・品質・取り扱い店舗の違い
OHPフィルムが買える100均といえば、ダイソー・セリア・キャンドゥの3社が定番。
- ダイソー:インクジェット用が主流。プリンター設定との相性も良く、扱いやすい。全国の大型店で比較的見つけやすいのもポイント。
- セリア:なんとレーザー対応タイプも取り扱いあり。紙質はやや固めで、厚みがあります。中〜大型店で見かけることが多いです。
- キャンドゥ:インクジェット対応の透明度が高めの製品が主流。ただし店舗によって在庫状況に差がある印象。
それぞれ一長一短あるので、用途とお住まいの地域によって選び方が変わってきます。
6-2. セリアの「レーザー対応タイプ」は本当に使える?
市販でもレーザー対応は高価なので、税込110円で買えるのはありがたいですよね。
ただ、印刷設定を間違えるとフィルムが溶ける可能性もあるので、注意が必要です。
用紙設定は必ず「厚紙」や「OHPフィルム」モードにして、印刷速度を落とすなどの工夫が必要です。
印刷精度もそこまで悪くなく、モノクロ印刷なら十分なクオリティ。
文字がしっかり映えるので、資料用途にも使えます。
6-3. 3社比較まとめ表(価格・スペック・用途別)
ブランド | 枚数 | 対応プリンター | 特徴 | 向いている用途 |
---|---|---|---|---|
ダイソー | 3枚 | インクジェット | 柔らかめ・透明度高め | レジン、DIY全般 |
セリア | 2枚 | インクジェット/レーザー | 厚みあり・硬め | プレゼン資料、加工素材 |
キャンドゥ | 2枚 | インクジェット | 透明度◎・やや薄手 | キンブレシート、ステッカー |
OHPフィルムは、もともとオーバーヘッドプロジェクター(OHP)用の透明シートですが、実はDIYやハンドメイドにも大活躍するアイテムです。
特に100均のOHPフィルムは手軽に入手できるため、アクセサリー作りやオリジナルグッズ作成にぴったりです。
ここでは、レジンアクセサリー・ペンライト&スマホケースデザイン・オリジナルステッカー作成の3つの活用方法を詳しく紹介します。
7.OHPフィルムの選び方チャート|あなたに最適な製品はこれ!
7-1. 印刷環境×用途で判断する簡単チャート【わかりやすくリライト版】
どのOHPフィルムを選べばいいか悩んだら、まずは「どんなプリンターを使うか」「何に使いたいか」の2点をチェックしてみましょう。
● あなたのプリンターはどのタイプ?
- 家庭用のインクジェットプリンターを使っている場合
→ インクジェット対応のOHPフィルムを選べばOKです。
ダイソー・セリア・キャンドゥ、どれでも対応製品があります。 - 会社や自宅にあるレーザープリンターを使う場合
→ 一部の製品しか対応していないので注意が必要です。
セリアの「レーザー対応OHPフィルム」など、対応と明記されているものだけを使いましょう。 - 印刷せず、手書きで使う予定なら
→ 「手書き専用タイプ」を選んでください。
ダイソーで取り扱いがあります。マジックや油性ペンで書きやすい加工がされているタイプです。
このように、プリンターの種類と使い方によって選ぶべきフィルムが変わるので、先に確認しておくと失敗しにくくなります。
7-2. 初心者/プロ/イベント用途などタイプ別のおすすめ
用途によって、OHPフィルムに求めるものは意外と違います。
ここでは、ユーザータイプ別におすすめをピックアップしてみました。
● 初心者向け(まず試してみたい人)
- おすすめ:ダイソー(インクジェット用)
- とにかく手軽でコスパ良し。印刷面にさえ気をつければOK。
- カットしやすく加工しやすいから、レジン初心者にも使いやすい。
● クラフト中級〜上級者(作品の仕上がりを重視)
- おすすめ:エーワン、コクヨなど市販フィルム
- 細かい線の再現性や発色、長期保存にも安心感あり。
- プレゼント作品や販売目的には市販品の方が信頼できます。
● 推し活・イベントユーザー
- おすすめ:セリアのレーザー対応OHPフィルム or ダイソー
- キンブレシートならレーザープリンター対応が理想。
- ただし、フルカラーや写真画質を求めないなら100均でも十分。
7-3. ハイブリッド使い(100均+市販品)という選択肢も
実は、100均と市販品を使い分けるという選択もかなり合理的です。
- デザインの試作段階や構図チェック → ダイソーやキャンドゥで気軽に
- 本番用やギフト用 → 市販品でしっかり仕上げる
このように、「練習と本番」で素材を変えることで、コストもクオリティもバランスよく確保できます。
特にレジン作品では、試作を何度も重ねることが多いので、このハイブリッドスタイルはとても便利です。
8. 保存方法と長持ちテクニック|OHPフィルムを劣化から守る
8-1. 湿気・静電気・直射日光への対策
OHPフィルムはとてもデリケート。
特に100均のものは、保管方法次第で劣化スピードが大きく変わります。
まず気をつけたいのが湿気と静電気。
湿気を吸うと、フィルムがくるんと反ってしまったり、表面が曇る原因になります。
梅雨時や湿度が高い日には、ジッパー付き袋+乾燥剤の組み合わせが効果的です。
さらに、静電気も厄介な存在。
ホコリやチリを寄せつけてしまうので、保管場所は紙の間に挟んでおくか、不織布などのケースを活用すると安心です。
直射日光にも注意。特に印刷後のフィルムは、紫外線で色が褪せたり、透明感が濁ることもあるので、遮光性のあるケースや箱に入れて暗所保管するのがベストです。
8-2. 印刷後フィルムの正しい保管方法
印刷直後のOHPフィルムは、まだインクが完全に定着していません。
乾燥不足のまま触ったり重ねたりすると、インクがヨレたり転写されたりする原因に。
おすすめの乾燥方法は、水平に置いて1〜2時間放置。
その際、空気が循環しやすい場所(できれば室温22〜25度、湿度50%前後)を選びましょう。
乾いたあとは、印刷面がくっつかないように1枚ずつコピー用紙に挟んで保管するのが鉄則。
このひと手間が、色移りやにじみを防ぎます。
8-3. 市販品と100均で劣化スピードに差はある?
あります。
かなり。
市販品は、耐久性や保存性に優れたコーティングが施されているものが多く、長期保存でも黄ばみにくく、インクの退色も抑えられる仕様になっています。
一方で、100均のOHPフィルムは、安価な分、耐候性や防湿性能は控えめ。
数ヶ月〜半年程度で劣化が進む場合もあります。
とはいえ、短期間で使い切る前提なら問題なし。
ただし、大事な作品や再利用したい用途では、市販品の方が安心感は上です。
9. よくある質問Q&A

Q. レーザープリンターで使えますか?
100均のOHPフィルムは、基本的にインクジェット専用が多いです。
ただし、セリアには「レーザー対応」と明記されたタイプがあり、こちらなら使用OK。
とはいえ、レーザープリンターの機種によっては熱でフィルムが溶けるリスクもあるため、取扱説明書で「OHPフィルム対応」か必ず確認しておきましょう。
Q. コンビニで印刷できる?
残念ながら、コンビニのマルチコピー機ではOHPフィルムは使えません。
機械の構造上、フィルムが熱で溶けたり紙詰まりを起こすリスクがあるため、使用禁止とされています。
どうしても出先で印刷したい場合は、ラミネート紙など他の素材を検討するか、スマホ用プリンターを活用するのもひとつの手です。
Q. レジンでにじまないための方法は?
まず何よりも、印刷後の完全乾燥が大前提。
インクが湿ったまま封入すると、レジンと反応してにじんでしまいます。
乾燥後は、ラミネートやUVレジンで薄くコーティングしておくと、インクの保護にもなって一石二鳥。
特にエタノールやアルコールを含むレジンを使う場合は、コーティングなしだとにじみやすくなるので注意が必要です。
Q. 市販品のおすすめはどこで買える?
定番なのは、エーワン(A-One)やコクヨのOHPフィルム。
ネットならAmazonやヨドバシ、楽天などで入手しやすく、インクジェット用・レーザー用どちらも揃っています。
家電量販店の文具コーナーにも置かれていることがありますが、種類が限られるので、選ぶならネットが便利で確実です。
10. まとめ|100均OHPフィルムは「手軽に始めたい人」に最適!
OHPフィルムって聞くと、ちょっと専門的なイメージがあるかもしれません。
でも実際には、ダイソーやセリアで手に入る手軽な素材で、日常のDIYやイベント、プレゼント作りまで幅広く活躍してくれます。
もちろん、市販品のほうが高性能で信頼感があるのも事実です。
けれど、「ちょっと試してみたい」「まずは気軽に使ってみたい」なら、100均で十分すぎるクオリティ。
うまく選んで、うまく使えば、コストを抑えつつも満足のいく仕上がりにできます。
まずは1袋買って、OHPフィルムの楽しさに触れてみてください。