DIYや模型作りに使える透明な素材として人気のアクリルパイプ。
でも、「100均で買えるの?」と疑問に感じたことはありませんか?
実は100均でもアクリルパイプのような素材が手に入ることがありますが、品揃えや品質にはちょっとした落とし穴も。
この記事では、
- 100均で手に入るアクリルパイプの実態
- ダイソー・セリア・キャンドゥの取扱状況
- アクリルパイプの代用品アイデアと使い方
- 購入時の注意点とちょっとした裏ワザ
など、知っておくと得する情報をたっぷりご紹介します。
100均でアクリルパイプを探している方のヒントになる内容を、わかりやすくまとめました。
1. アクリルパイプは100均に売ってる?あるにはあるけど…
引用元:Amazon
「アクリルパイプって100均で手に入るの?」って思ったあなた、結論から言うと“見つかることもあるけど、めちゃくちゃ限定的”なんです。
確かにダイソーやセリア、キャンドゥの一部店舗では、透明で細身のパイプやアクリルっぽい素材が見つかることがあります。
でも、サイズや厚み、耐久性などを考えると、いわゆる本格的なアクリルパイプとは少し違うんですよね。
工作やDIYのちょっとした用途なら代用品としてアリ。
ただし、本格的な加工や強度が必要な場合は、やっぱり他の購入先も視野に入れておいた方が安心です。
まずは100均の「どこで・どんなものが買えるか」をしっかりチェックしていきましょう。
1-1. 100均で見つかるアクリルパイプは意外と限定的
「100均にアクリルパイプ売ってるじゃん!」と思ったこと、ありませんか?
たしかに、ダイソーやセリアの工具・工作コーナー、あるいは園芸・インテリア用品の中に、それっぽいパイプがひっそり置いてあることがあります。
でも、よーく見ると「アクリル」ではなく「ポリスチレン」や「塩ビ」のことも。
たとえば、ダイソーでは直径8mm〜10mm程度の透明パイプが手芸コーナーにあったりしますが、明確に「アクリル」と書かれているわけではないんです。
中には外径6mmほどのパイプで、実際に水槽のエアチューブとして使えるようなものもありますが、耐久性や透明度はプロ用のものと比べるとやっぱり見劣りします。
つまり、100均で手に入るパイプは「たまたま見つかる」レベル。
全店舗にあるとは限らないし、欲しいサイズや長さがピッタリあるとは思わない方がいいです。
探しに行く前に、何に使いたいかを明確にしておくと、ガッカリしにくくなりますよ。
1-2. 使えるのはダイソー?セリア?キャンドゥ?それぞれ調査!
では、100均3大チェーン「ダイソー」「セリア」「キャンドゥ」では、どんなアクリルパイプ系アイテムが見つかるのか、ざっくりまとめてみましょう。
ダイソーは比較的品揃えが豊富な印象。手芸コーナーやDIYコーナーをくまなく探すと、透明なパイプが数種類見つかることがあります。たとえば、透明のプラスチック棒(直径6〜8mm程度、長さ30cm前後)や、水槽用品コーナーにあるエアチューブがそれです。
セリアはクラフト寄りの商品展開が多く、透明なスティック状のアイテムやパイプ風の素材が見つかることもあります。ただ、こちらもアクリル製である保証はなく、「それっぽい」見た目の商品が中心。耐久性はそこまで高くない印象です。
キャンドゥは店舗によってバラつきがあるものの、ガーデニングやペット用品コーナーで細いパイプが見つかるケースもあります。ただし、種類やサイズの選択肢は他の2店に比べるとやや少なめかもしれません。
どの店も共通して言えるのは、「絶対に欲しいパイプがあるとは限らない」ということ。
アクリルパイプ目的で行くなら、何店舗か回る覚悟が必要になりそうです。
2. アクリルパイプ 100均で買うなら知っておきたい基礎知識
引用元:https://class1.jp
2-1. アクリルパイプってそもそも何?プラパイプとの違いもチェック
まず、そもそもアクリルパイプって何者なのか、知っておくと探しやすくなります。
見た目はガラスみたいにクリアで、でも割れにくくて軽いのが特徴です。
で、よく混同されるのが「プラスチックパイプ」や「塩ビパイプ」。
これらは柔らかくて不透明なものが多く、水道配管やDIY素材としては定番ですよね。
でも、透明感や硬さはアクリルに軍配。
光をキレイに通すから、照明カバーやディスプレイ什器、模型の骨組みなんかによく使われているんです。
なので、見た目だけで判断せず、「素材は何か?」「硬さはどうか?」「透明感はあるか?」をしっかりチェックするのがコツです。
100均にある「なんちゃってアクリル」は、意外と別の素材ってことも多いので注意。
2-2. なぜ100均で探すの?コスパ・手軽さ・加工性の魅力
100均でアクリルパイプを探したくなる理由、やっぱりコスパの良さと手軽さが大きいですよね。
専門店やネットショップでは、1本数百円〜数千円するものもあるアクリルパイプが、たったの110円で手に入るかもしれないんですから。
しかも、100均の素材って「切る・曲げる・くっつける」がやりやすいものが多い。
簡単な工作や装飾アイテムづくりなら、そこまで高精度じゃなくてもOKなことも多いですよね。
実際、透明なパイプをLEDで光らせたり、フィギュアのスタンドに使ったりしている人もよく見かけます。
さらに、100均は店舗数が多いから、ちょっとした空き時間にフラッと見に行けるのも嬉しいポイント。
ただし、耐久性や素材の安定性はピンキリなので、そこだけは妥協が必要かも。
3. アクリルパイプ の100均以外でおすすめ購入ルート
引用元:https://jp.uvacrylic.com
3-1. Amazonや楽天の掘り出しモノはプロ級レベル!
「やっぱり100均じゃ物足りない…」と思ったら、頼れるのはやっぱりネットショップ。
Amazonや楽天では、サイズも厚みも豊富なアクリルパイプがズラリと揃っています。
たとえばAmazonでは、「uxcell」や「クリエイティブモールド」などのブランドから、外径8mm・内径6mm・長さ15cmといったスペックのパイプが4本セットで500円前後から買えます。
レビューも豊富で、実際に使った人の感想が見られるのも安心ですよね。
何より、ピッタリのサイズを選べるのが最大の魅力。
DIYにせよ、ディスプレイにせよ、「ちょうどいいサイズが欲しい」ってときには、ネット通販の力を借りるのが一番手っ取り早いかも。
3-2. カインズ・コーナンなどホームセンター派のための選び方
ホームセンター好きなら、カインズ・コーナン・DCMあたりは要チェック。
これらの大型店では、工作素材としてしっかりしたアクリルパイプを取り扱っていることが多いです。
たとえば、コーナンでは直径10mm〜25mm程度、長さ90cmクラスの本格パイプが1本300〜600円くらいで販売されています。
しかも、店舗によってはカットサービスもあるので、「長すぎるから切りたいな」というときにも便利。
DIYコーナーはもちろん、水槽用品や化学実験コーナーに置いてあることもあるので、複数ジャンルをじっくり見て回ると「こんなところに!」って発見があるかもしれません。
3-3. 東急ハンズやロフトなら「映える」アクリル素材が手に入る!
見た目重視で選びたい人におすすめなのが、東急ハンズやロフト。
ここには、カラフルだったり、カット加工が施されていたり、ちょっとデザイン性のあるアクリル素材が揃っています。
特にハンズのクラフトコーナーは圧巻。
パイプ状の素材だけじゃなく、板状・球状など変わり種も揃っていて、インテリアやアクセサリー作りにもぴったりです。
価格は100均に比べてやや高めですが、「他にはない感じ」が欲しい人にはピッタリ。
実物を手に取って質感を確かめられるのも魅力ですよね。
4. 100均の代用品アイデア!アクリルパイプ風の代替品リスト
引用元:https://www.ebuy7.com
「アクリルパイプが100均で見つからない…」そんな時の救世主が“代用品”です。
意外なアイテムが、その代わりになることも。
透明感や細さ、軽さ、加工のしやすさなど、使いたい目的に合わせて素材をうまく選べば、代用品でもかなりいい感じに仕上がります。
もちろん、本物のアクリルに比べて制約はあるけれど、「とりあえずこれで十分!」っていう場面も案外多いんです。
4-1. ストロー、PVCチューブ、プラ棒…実際使えるのはどれ?
代用品といえば、まず候補に挙がるのがストロー。
特に透明タイプのものは見た目がアクリルっぽくて、短めのディスプレイ小物や模型の支柱にちょうどいいんですよね。
ただ、当然ながら強度はほぼゼロ。軽い装飾や撮影用のダミーとして割り切ればアリ、って感じです。
次におすすめなのがPVC(塩ビ)チューブ。これ、実は園芸用品や水槽コーナーで見かけることが多くて、内径5〜10mmくらいの柔らかめチューブが100円で買えることもあります。
中が空洞で透け感もあり、ちょっとした配線隠しや軽工作にはぴったり。
ただし柔らかいので、支柱や構造材には不向きです。
そして地味に優秀なのがプラ棒(プラスチック棒)。
ダイソーやセリアの手芸・工作コーナーで見かける、透明または白色の棒状素材です。
アクリルではないにせよ、硬さや見た目の雰囲気は似ていて、ちょっとした補強や軸素材に使うなら十分アリ。
直径や長さもバリエーションがあるので、代用品としてはかなり優秀です。
4-2. DIYユーザーが語る「代用品のリアルな使い心地」
実際に代用品を使ってみた人たちの声を聞くと、それぞれにメリット・デメリットがしっかり見えてきます。
たとえば、ストロー派の人は「見た目が軽やかで、写真映えはする。
でも熱や圧に弱いから、屋外や長期設置には向かない」と話していました。
軽量なのでフィギュアの支柱や、光を通すディスプレイ用途にはちょうどいいみたいです。
PVCチューブを使う人からは、「やわらかいけど、LED配線のカバーにしたり、クッション性が必要な部分に巻くのに最適」との声。
中にはチューブの中にワイヤーを通して、形を保つ工夫をしてる人もいました。
アイデア次第でけっこう応用が効くみたいです。
プラ棒ファンの人たちは、「切っても割れにくいし、接着もしやすいから加工しやすい」と評価していました。
100均の木工ボンドやグルーガンと相性が良く、ちょっとした修理やDIYパーツの補強材としては十分戦力になります。
結局のところ、何を作りたいか、どの程度の強度や見た目が必要かで“正解”は変わってきます。
でも、「あ、これでも意外といけるじゃん」って発見は、代用品を使う楽しみでもありますよね。
5. アクリルパイプを100均で買うときの注意点&裏ワザ
引用元:https://www.store-express.com
5-1. 「透明度が足りない」「サイズが中途半端」そんな時の対処法
100均で「これ、いけるかも?」と思って買ったパイプ系アイテム。
いざ使おうとすると「なんか曇ってる」「長さがあと10cm足りない…」なんてことも。
よくあります。
透明度に不満がある場合、中性洗剤で洗ってからメガネ拭きクロスで磨くと、少しはクリアになります。
さらに、アクリル研磨剤やプラスチック用のコンパウンドを使えば、表面がピカピカに近づくことも。
長さが中途半端な場合は、同じ素材を接着して延長するか、ジョイント用パーツでつなぐのがコツ。
セリアの園芸コーナーにあるビニールチューブ連結パーツなんか、意外と応用が利くんですよ。
どうしても妥協できない時は、最終的にネット購入やホームセンターでの買い足しもアリ。
100均は便利だけど、万能ではないので、状況によって“攻め”と“引き”を使い分けるのがコツです。
5-2. 店舗限定品や工作コーナーの意外な盲点とは?
100均は、店舗によって商品のラインナップがかなり違います。
同じダイソーでも、駅前の小型店舗には置いていないのに、大型ショッピングモール内の店舗にはがっつり揃ってるなんてこともよくあります。
特に狙い目なのが、工作系の売り場と園芸・ペット用品コーナー。
アクリルパイプっぽいアイテムが、まさかの観葉植物用の支柱や水槽の配管アイテムとして置かれていることも。
しかも、それが地味〜に高クオリティだったりします。
あと、季節限定商品として“夏休みの工作グッズ”にまぎれて出てくることもあるので、夏〜秋にかけてはちょっと注目してみると面白い発見があるかもしれません。
5-3. 100均パイプをキレイにカットする道具&コツ
100均で買った素材を使って「さあ、切るぞ!」ってなった時。
意外と悩むのが“キレイに切れない”問題。
アクリル風の素材って、普通のハサミだと潰れたり、割れたりしちゃうんですよね。
そんな時に便利なのが、ダイソーのミニノコギリやプラスチック用カッター。
これ、DIYコーナーに売っていて、小さいわりにけっこう本格的。
切れ味もなかなかです。
切るときは、まずテープで切断位置をぐるっと巻いてマーキングすると、ズレずに真っ直ぐ切りやすくなります。
さらに、切り口がガタガタしたら、紙やすり(#400〜600)で軽く整えると見た目もキレイになりますよ。
もし断面が白っぽく濁ったりしたら、ライターの火をさっと近づけて軽くあぶると透明感が復活することもあります。
ただしこれは自己責任&火気厳禁なので、安全第一で。
6. まとめ|100均でアクリルパイプを探す前に知っておこう!
アクリルパイプが100均で手に入るかどうか、それは運とタイミング次第。
でも、ストローやPVCチューブ、プラ棒といった代用品も含めて視野を広げれば、意外とやりたいことがカタチになる素材は見つかります。
各100円ショップによって商品も配置も違うから、複数の店舗をのぞいてみるのがおすすめ。ダイソー、セリア、キャンドゥ、それぞれの特色を活かして、お宝探し感覚で挑んでみると楽しいですよ。
もしどうしてもピッタリなパイプが見つからなければ、Amazonやカインズ、東急ハンズといった選択肢も。
100均を入り口にして、目的や完成度に合わせて次の一手を選べると、DIYや工作の幅が一気に広がります。
まずは自分がどんな使い方をしたいのか、そこを明確にするところから。
アクリルパイプの旅、思った以上に奥が深いかもしれませんよ。