「体に良いパン」を選ぶつもりが、スーパーの棚の前でフリーズ…。
「市販のパンって結局どれが安心なの?」と感じたことはありませんか?
見た目や味だけでなく、原材料や添加物のことまで考えると、選ぶ基準が一気に複雑になります。
本記事では、市販で手に入る「体に良いパン」をテーマに、スーパーやコンビニで買える商品から宅配限定のこだわりパンまでを徹底的に紹介。
さらに、“無添加”“国産小麦”“トランス脂肪酸ゼロ”など、知っておきたいキーワードもしっかり解説します。
この記事でわかること:
- 市販のおすすめ「体に良いパン」厳選12選
- パッケージの「無添加」表示に潜む落とし穴
- 忙しくても安心を選べる冷凍&宅配パンの活用術
毎日食べるパンだからこそ、体と心にやさしい選択を。
この記事がそのヒントになります。
1. 体に良いパンを市販で選ぶなら?まず知っておきたい結論!
引用元:マカロニ
1-1. 結局どれを買えばいい?迷わないための答え
「体にいいパンって何を基準に選べばいいの?」と立ち止まってしまう方もいるかもしれません。
そんなときにまず注目すべきキーワードはズバリ、“無添加”かどうかと“国産小麦”を使っているかです。
スーパーで買えるものの中では、「パスコの超熟 国産小麦」や「セブンプレミアムの金の生食パン」がその代表格。
どちらも余計な添加物を極力使わず、素材の味をしっかり引き出したパンとして人気があります。
さらに、食材宅配を活用するなら「パルシステムの玄米入り食パン」も非常に優秀。
なんと油脂類を一切使わず、玄米酵母と産直小麦で作られていて、無添加で1斤300円台というバランスの良さが光ります。
つまり、「市販の中で手に取りやすくて体にやさしいパン」は、
- パスコ 超熟 国産小麦(全国スーパー)
- セブンプレミアム 金の生食パン(セブンイレブン)
- パルシステム 玄米入り食パン(宅配限定)
この3つを覚えておけばまず間違いありません。
1-2. 無添加・国産・オーガニック…何を基準に選ぶ?
“体に良いパン”と聞くと、「無添加」「国産小麦」「オーガニック」「天然酵母」など、いろんな言葉が飛び交います。
でも全部を満たすパンって、なかなか見つからないものです。
そこで注目すべきはまず、「何を優先したいか」です。
たとえば、
- 添加物を避けたい人は「無添加」表示を最重視
- 農薬のリスクを抑えたい人は「国産小麦」や「オーガニック」が安心材料
- 風味重視の人は「天然酵母」や「全粒粉」を選ぶと満足度アップ
実際に「トップバリュのパン・ド・ミ」はトランス脂肪酸ゼロをうたっており、オリーブオイルを使用したやさしい味わいが特徴です。
また、成城石井の「湯種食パン」は湯種製法によるもちもち食感と小麦の香ばしさで根強い人気。
選ぶ基準は一つではなく、目的に応じて変わるもの。
まずは自分や家族が「どういうパンを日常に取り入れたいか」を見つめることが、最初の一歩になります。
2. 体に良いパンの選び方:健康オタクはここを見る!

2-1. 「原材料チェック」で添加物の有無を見抜く
パンのパッケージ、裏側まで見ていますか?
「体にいいかどうか」は、原材料表示を見るだけでかなりのヒントが得られます。
理想的な食パンの原材料は、「小麦粉・酵母・塩・水・砂糖」など、数えるほどしかありません。
ところが市販の多くのパンには、
- 乳化剤
- 酸化防止剤
- pH調整剤
- 保存料
などの添加物がずらりと並ぶことも。
そんな中で「パルシステムの玄米入り無添加食パン」は、油脂すら入っていない超シンプル仕様。
さらに、「BASIC BAKERY」の全粒粉100%パンでは、水素水や花見糖など、原材料の細部にまでこだわりが詰まっています。
パッと見の値段やパッケージに惑わされず、「何が入っていて何が入っていないか」を自分の目で確認することが大切です。
2-2. 国産小麦のスゴさと表示の落とし穴
「小麦粉(国内製造)」って、なんだか安全そうに見えますよね。
でも実は、それ、“国内で加工した輸入小麦”のことかもしれません。
本当に国産小麦を使っているかどうかは、「小麦(国産)」という表記があるかがカギ。
例えば、パスコの「超熟 国産小麦」は、100%国産小麦を使用していることを明記しています。
国産小麦はポストハーベスト農薬(収穫後にまく農薬)が使われていない点も大きな安心材料。
輸入小麦にはこの農薬がかかっていることがあり、そこを避けたい人にとっては“国産”が強い味方になります。
注意点としては、「国内製造」と書かれていても“安全”とは限らないということ。
表示の見方を知っていれば、より安心してパンを選べます。
2-3. 油脂の質が決め手!マーガリンよりオリーブオイル?
実は、パンに使われている「油」も見逃せないチェックポイントのひとつです。
多くの市販パンには、マーガリンやショートニングといった加工油脂が使われていますが、これにはトランス脂肪酸が含まれていることも。
長期的な健康への影響を考えると、できるだけ避けたい成分です。
トランス脂肪酸ゼロで、原材料もシンプル。
毎日安心して食べられるパンとして評価されています。
油の種類は見落としがちですが、体に優しいパンを選ぶならここも大事なポイント。
「どんな小麦か?」と同じくらい、「どんな油か?」も見てあげてください。
3. 体に良いパン市販編:スーパー・コンビニで買えるおすすめ

3-1. 【パスコ】超熟 国産小麦食パン|シンプルで王道
迷ったらまずはこれ、と言ってもいいほど定番中の定番。
「パスコ 超熟 国産小麦」は、北海道産小麦100%使用で、添加物も必要最低限。
ふわふわ感や甘すぎない自然な味わいが魅力で、トーストでもサンドイッチでも万能に使える王道の一品です。
マーガリンやショートニングは不使用で、原材料も「小麦粉・砂糖・パン酵母・食塩・米粉・発酵種・醸造酢・植物油脂・小麦たん白」と、余計なものをなるべく避けたシンプル構成。
「子どもにも安心して食べさせられるパン」として、多くの家庭に選ばれています。
3-2. 【セブンプレミアム】金の生食パン|しっとり食感と安心素材
セブンイレブンで手に入る「金の生食パン」は、まさに“ご褒美系”の食パン。
口どけの良さとしっとり感は、市販レベルを軽く超えていて、まるで高級食パン専門店の味を再現したようなクオリティです。
使われている素材もこだわり満載。北海道産バターや生クリーム、国産小麦が使われ、保存料や合成香料といった余計なものは不使用。
さらに嬉しいのは、1枚ずつ個包装されていて、必要な分だけ食べられるところ。これ、意外とポイント高いです。
3-3. 【トップバリュ】パン・ド・ミ|トランス脂肪酸ゼロが嬉しい!
トップバリュ グリーンアイシリーズの「パン・ド・ミ」は、ヘルシー志向の人にとってはまさに救世主的な存在。
トランス脂肪酸ゼロ、ショートニング・マーガリン不使用で、油脂にはエクストラバージンオリーブオイルを使っているというこだわりっぷり。
さらに、国産小麦を使用し、素材の甘みを活かした素朴な味わい。
トーストするとサクッ、もちっとした食感で食べ応えも十分です。
価格も手頃で、イオン系スーパーで買えるのも手軽でうれしいポイントです。
3-4. 【紀ノ国屋】イギリスパン|ロングセラーのこだわり製法
「ちょっと贅沢したいな」という日には、紀ノ国屋の「イギリスパン」を選びたくなります。
紀ノ国屋といえば高品質な食品の宝庫。その中でもこの食パンは、昔からのファンが多いロングセラー商品です。
余計な添加物を使わず、小麦本来の味を活かす製法で焼き上げられたこのパンは、焼いても噛むほどに甘みが広がる。
原材料もシンプルで、添加物に敏感な人でも安心して楽しめます。
店舗数は限られますが、見つけたらぜひ試してほしい逸品です。
3-5. 【成城石井】湯種食パン|職人の技が光る一品
成城石井の「湯種食パン」は、しっとり・もっちり好きに一度は食べてほしいパン。
湯種製法という手間のかかる工程を用い、小麦の甘みと水分をしっかり閉じ込めたもので、口に入れた瞬間の“ふわもっち感”がクセになります。
しかも、添加物を極力抑え、マーガリンやショートニングの使用を避けるなど、素材への配慮も抜群。
成城石井といえばちょっと高級なイメージですが、この湯種食パンはコスパも納得のクオリティです。
4. 体に良いパン宅配編:パルシステム・コープの激推しパンとは?
引用元:パルシステム
4-1. 【パルシステム】玄米入り無添加食パン|味・価格・安心のバランス最強
無添加・低価格・おいしい。この三拍子がそろった“理想形パン”とも言えるのが、パルシステムの「玄米入り無添加食パン」。
玄米酵母の香ばしさと、国産小麦のもちもち感が合わさって、毎日食べても飽きない味わいに仕上がっています。
しかも油脂不使用。原材料はたったの8つで、食品添加物は一切ナシ。
小さな子どもにも安心して食べさせられる配慮がされていて、家庭用としてはかなり完成度が高いです。
4-2. 【パルシステム】もっちり国産小麦パン|毎週の定番に
こちらもパルシステムからの一品。「もっちり国産小麦パン」は、パン派の朝ごはんにぴったりの“日常使い用パン”です。
国産小麦100%、ふわっとやさしい口あたりで、そのまま食べても美味しいのが嬉しいところ。
原材料に余計な添加物を使っておらず、オリーブオイルを使用するなど、油の質にも気を配っています。
冷凍で届くからストックしやすく、食べたい時に焼くだけで焼きたての香りが楽しめるのも、宅配ならではの魅力です。
4-3. 【コープデリ】素材を味わうパン|オリーブオイル使用でヘルシー志向にマッチ
コープデリが提供する「素材を味わうパン」シリーズは、パンの本来の味をシンプルに楽しめるラインナップ。
中でもオリーブオイルを使用した食パンは、軽やかな口当たりと自然な甘みが特徴で、朝食やランチにぴったり。
マーガリンやショートニングを避け、安心感のある素材で作られているのは、家族の健康を気にする方には大きなポイント。
コープの宅配は使い慣れると手放せなくなる人も多く、パンの定期購入にもおすすめです。
5. 体に良いパンの裏側:買う前に知っておきたい添加物の落とし穴

5-1. 「国内製造」と「国産小麦」はまったく別モノ!?
パンのパッケージに「国内製造」と書かれていると、一見「これは国産原料かな」と思いがち。
でも実はそれ、加工だけが国内で行われた輸入小麦というケースが多いんです。
「国内製造=安心」だと信じてしまいがちですが、実際の中身はアメリカやカナダからの輸入小麦ということも。
しかも、輸入小麦は収穫後にポストハーベスト農薬を使用することがあり、この点を気にする人も少なくありません。
一方で「国産小麦」と明記されているパンなら、ポストハーベストの心配も少なく、より自然に近い製法で作られている可能性が高くなります。
たとえば、パスコの「超熟 国産小麦」や、パルシステムの「もっちり国産小麦パン」は、小麦の原産地までしっかり公開されている点が安心材料。
こういう“見せる姿勢”があるブランドは、やっぱり信頼できます。
5-2. 無添加表示でも…ショートニングに要注意
「無添加」と書かれたパン、実はすべてが“安全安心”とは限りません。
その理由のひとつが、「ショートニング」や「マーガリン」の存在です。
これらの油脂には、トランス脂肪酸が含まれていることがあり、過剰摂取が健康に悪影響を及ぼすとされています。
特に、心疾患のリスクとの関連が指摘されているため、毎日食べるパンには避けたいところ。
問題は、「ショートニング=添加物ではない」ため、無添加と表示しても使われていることがあるという点。
これはちょっとややこしい話ですが、つまり「無添加」=「すべて安心」ではない、ということです。
例えば、トップバリュの「パン・ド・ミ」はショートニング不使用で、代わりにエクストラバージンオリーブオイルを使用。
こうした油脂の“質”にこだわったパンを選ぶのが、賢い選択です。
6. 体に良いパンを極めたいなら?ネット限定の玄米・冷凍パンも狙い目

6-1. 【やまびこの郷】玄米パンセット|テレビでも話題!
パン好きの間でじわじわ注目を集めているのが、「やまびこの郷」の玄米パンセット。
素材は、農薬不使用の玄米・自家製酵母・てんさい糖・天然塩など、まるでオーガニック志向の料理教室で出てきそうな構成。
もちろん、イーストフードや乳化剤、ショートニングも不使用。
味わいはというと、もっちり感と噛むほどに広がる玄米の甘みがクセになります。
冷凍で届くからストックもできて、焼きたてをそのまま食べられるのも◎。
某テレビ番組で取り上げられたことで注文が殺到したという話もあり、知る人ぞ知る“本気の健康パン”です。
6-2. 【スタイルブレッド】冷凍無添加パン|忙しい人にぴったりの健康パン
「忙しくても、ちゃんと体にいいものが食べたい」。そんな方にぴったりなのが、スタイルブレッドの冷凍無添加パン。
こちらは群馬県桐生市の職人たちが手作りするパンを急速冷凍して届けるというスタイルで、焼きたてクオリティそのままに楽しめるのが特徴です。
もちろん、化学添加物・保存料・ショートニングは一切使われていません。
使う小麦も厳選されていて、全粒粉やライ麦入りのパンなど、栄養価を考えたラインナップも豊富。
トースターで温めるだけで、外はカリッ、中はふんわりの本格派ベーカリーパンが楽しめるって、もう冷凍パンのイメージが変わります。
7. 体に良いパン生活はこんなに快適!おすすめ宅配・サービスまとめ

7-1. 忘れず届くから続けやすい!パルくる便の魅力
これは、毎週・隔週・月1回など、自分に合ったペースで“お気に入りの商品”を自動で届けてくれるサービス。
パルシステムの無添加食パンや国産小麦パンはもちろん、冷凍パンやベジタブル入りパンなどもラインナップに含まれていて、ヘルシーで美味しいパンライフを自動でキープできるのが嬉しいところ。
「選ぶ→買う→届く」のルーティンを自分の生活にセットしてしまえば、“気づいたら体にいいパンを続けられていた”という状態が自然と作れます。
7-2. コストコやイオンも侮れない!?意外な穴場パン情報
大手スーパーのパンって、ちょっと敬遠されがち。
でも最近は、健康志向に応える商品が実は増えてきています。
たとえばコストコでは、添加物控えめの全粒粉パンやオーガニックマフィンが並んでいたり、イオンのトップバリュ グリーンアイシリーズからは、ショートニング不使用・トランス脂肪酸ゼロのパン・ド・ミが登場しています。
大手だからこそ、原材料や品質への配慮ができる。そんな時代になってきているんです。
“ちょっと探せば掘り出し物に出会える”という意味でも、大型スーパーはまだまだ見逃せません。